2011年1月18日火曜日

BIツール QlikViewのデモ

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今回はQlikViewというBIツールをデモしていきたいと思います。

QlikViewというのはスウェーデン発のBIツールで、全てのデータはメモリ上で処理するインメモリ技術が特徴的です。
通常のBIツールであれば事前にデータマートやキューブのようなものを作ったりと中間集計データを作らないと行けなかったのですが、これを省略することができるのです。
メリットとしては中間集計データの作成要らずといったところで、デメリットは数年のデータなどデータ量が多いと、ファイルを開くのに時間がかかったり、動作が遅くなってしまうところですね。
したがって、それなりに大きいデータを扱いたい場合などは高スペックのサーバを用意しないとキビキビ動いてはくれないですね。

そんなQlikViewを簡単にデモしていきたいと思います。
使用するデータは「QlikDemos」で公開されている「Kick It & Qlik It」というサッカーワールドカップの全データです。もちろん2010年のデータも入っています。
QlikViewがPCなどにインストールされている方はQVWをダウンロードすればQVで開くことができるので、気に入らないところがあったら変更も可能です
ただ、QlikViewが入っていないというQlikViewマニアじゃない人は、ブラウザからでも見ることが出来ますので安心してください。
その時は変更はできないので、見るだけとなります。


まずはTOP画面です。
QlikViewは基本的にタブによって見るデータの内容や役割を変えていきます。
設定によってタブを出すタイミングを変更できるので、上記のようにTOP画面だけ全く別のような画面にすることが出来ます。
ここで特徴的なのは多くの言語が選べるということです。これを見る限り18ヶ国語が選べるので、殆どの人が理解できるようになっています。
また、その翻訳も自動翻訳ではなく非常に分かりやすいものなので、かなりの丁寧さが伝わってきます。

そして、「アプリを表示する」をクリックすると分析の画面に移ります。
国旗で飾られているサッカーボールの下に8このタブが用意されており、タブを切り替えることで、今までの通算のデータから2010年の詳細のデータまで見ることが出来ます。
QlikViewの基本色は緑なので選択されたボタンの色は緑で固定だと思います。ただ、「チーム」や「選手」といったリストボックスなどの全体の色は変更可能です。

QlikViewの基本的な見方のコツとしては、表示されているデータ量が多いと表示されるのに時間がかかってしまうので、先に見たいものを選択してからデータを見るという方法がいいかと思います。
この画面ではグラフとチームの一覧の情報しかないので、そこまで負荷はかからないかと思いますが、クロス表やストレートテーブルなどを見る場合は注意が必要です。

今回はこれくらいで、次に続けたいと思います。


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